障害の種別や立場、考えの違いを乗りこえ、障害のある人々の社会における「完全参加と平等」や「ノーマライゼーション」の理念を具体的に実現することを目的として、各種事業を全国的に展開しています。

3.第二次「アジア太平洋障害者の十年」の推進

 障害者権利条約の課題同様に、この点についてもJDFと一体となりながら推進していきたい。原則として隔年開催のAPDF主催の「アジア太平洋障害フォーラム総会・会議」は、今年度が開催年に当たる。開催地はバングラデシュ・ダッカと決定しており、時期は2008年2月下旬に予定されている。JDFとして派遣団を送ることが確定しているが、JD加盟団体にも参加を呼びかけていきたい。

 また、今年は、第二次「アジア太平洋障害者の十年」(2003年~2012年)の中間年、なかんずくBMF(びわこ ミレニアム フレームワーク)の中間年でもある。ESCAP主催のハイレベル政府間会議が開催され(2007年9月19日~21日、バンコク)、「BMFプラス5」と題する後半期5年間の行動計画が決議されることになっている。これらの動きについても、押さえておく必要がある。

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