障害の種別や立場、考えの違いを乗りこえ、障害のある人々の社会における「完全参加と平等」や「ノーマライゼーション」の理念を具体的に実現することを目的として、各種事業を全国的に展開しています。

2.障害者権利条約関連の課題推進

 国連総会で採択が成った障害者権利条約について、当面は翻訳ならびに条文の解釈、さらには個々の条項と国内法制との比較、これらの作業に重点を置くこととする。これらの作業にあたっては、基本的にはJDFを中心に進めることとし、これにJDも積極的に参加していきたい。

 大きなテーマとしては、わが国での批准(衆院での承認)ということになるが、決して焦ることなく、条約の水準に沿って国内法制を改めること、場合によっては創設することに最大の力点を置かなければならない。
 なお、JDFにおいて既に決定をみている、条約批准促進のためのシンボルマークである「イエローリボン」であるが、JDとしても積極的にその普及に努めていきたい。

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