障害の種別や立場、考えの違いを乗りこえ、障害のある人々の社会における「完全参加と平等」や「ノーマライゼーション」の理念を具体的に実現することを目的として、各種事業を全国的に展開しています。

6.組織ならびに財政の強化

障害分野が大きく揺れ動いている中にあって、JDの役割はより重要性を増している。そんな中で、肝心のJD本体の強化が問われている。この2年間、内規の整備を進め、また正会員や賛助会員、「すべての人の社会」購読者の増を図ってきたが、まだまだ改善点が少なくない。今年度は、とくに以下の課題に力点を置きたい。

  1. 組織としてのルールを定める規定類についてはかなり整備されたと考えるが、更に点検・検討を行ない必要な規定の制定に努める。
  2. 正会員ならびに賛助会員・購読会員の加入について再度PRを行ない更なる拡充による着実な財政安定につなげたい。
  3. 活動計画案の冒頭の「はじめに」に示されている通り、財政基盤並びに事務局体制の強化は難しい問題とは言え、現下の情勢ではいつまでも先送りできない重要課題の一つである。そのための専門委員会またはワーキンググループなどを設置し、真剣にその方向性を模索したい。

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