11年3月31日更新
JD「東北関東大震災」関連情報センターの設置について(2011年3月19日)
3月11日に「東北関東大震災」が発生し、1週間が経過しました。
本当に様々な思いが交錯するこの1週間でしたが、いまだ被害の全容は見えず、かつ福島原子力発電所事故の危機的状態は続いております。
日本障害者協議会(JD)では、震災翌日から所属正会員団体のみなさまを始め、関係者の皆様に情報の提供をし、また情報の提供をお願いしてまいりました。
当初よりJDはJDF(日本障害フォーラム)と連携しての対応を明言してまいりましたが、昨日(3月18日)のJDF幹事会において「JDF東北関東大震災被災障害者総合支援本部」が設置されました。JDはこの対策本部に有機的に関わりながら、被災された障害者のみなさま(団体に属さないみなさま、広義の障害をもたれるみなさまを当然に含み)への生活支援・援護活動に関わってまいります。
JDF支援本部の活動内容・分担の確定までに、早急にお願いしたいのはJD加盟団体および関係者の皆様からの情報の集中化です。
特に今後、原発関係避難者を含め、避難生活を強いられておられる現地被災者のみなさまに対する長期的な支援等が必要となります。JD加盟団体でも各組織が対策本部を立ち上げられ、精力的に活動を開始されていることに深く敬意と感謝を申し上げます。ただ、メール等で紹介される現地情報は、現在のところ断片的にならざるをえない状況です。
JDといたしましては、JDFと関わって災害対策活動を進めていくなかで、少なくともJD関係者内で把握できる緊急な情報は一箇所に集約し、全体の状況を可能な限りとりまとめながら対応していく必要があると考え、本日JD三役会決定によりJD「東北関東大震災」関連情報センターを設置しました。
そして、3月30日の「JD緊急全体会」で、『JD「東北地方太平洋沖地震」関連情報センター』の名称を「JDF東北関東大震災被災障害者総合支援本部」と統一して、『JD「東北関東大震災」関連情報センター』と改めることが決定されました。
■ センター長代行 吉本哲夫
■ 副センター長 田中徹二、東川悦子
■ JD・JDF連携担当 藤井克徳
■ 事務局 JD事務局(責任者 熊谷)
センター設置の目的をご理解いただき、「東北関東大震災関係報告書」の書式によりまして、必要な情報を早急にお知らせいただきますようお願いいたします。
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