障害の種別や立場、考えの違いを乗りこえ、障害のある人々の社会における「完全参加と平等」や「ノーマライゼーション」の理念を具体的に実現することを目的として、各種事業を全国的に展開しています。

10年7月20日更新

障害がある人の人権と地域生活を考えるフォーラム
 -佐賀・安永健太さんの死亡事件の真相究明を通して-

日時 2010年7月30日(金曜) 13:00~16:30  受付:12:30~
会場 弁護士会館2階講堂「クレオ」 〒100-0013 東京都千代田区霞ヶ関1-1-3
主催 「障害がある人の人権と地域生活を考えるフォーラム」実行委員会
共催 安永健太さんの死亡事件を考える会 ■後援:東京弁護士会
呼びかけ人
  • 石井哲夫氏   (社福)日本自閉症協会 会長
  • 勝又和夫氏   日本障害者協議会 代表
  • 副島宏克氏   (社福)全日本手をつなぐ育成会 理事長
  • 成瀬 浩氏  ねりま発達クリニック 院長
  • 西村 直氏  きょうされん 理事長
  • 三澤 了氏  DPI日本会議 議長
企画 経過報告
 河西龍太郎氏 安永健太さんの死亡事件を考える会弁護団長
シンポジウム
  • 氏田照子氏 日本発達障害ネットワーク事務局長
  • 辻川圭乃氏 辻川法律事務所弁護士
  • 中野敏子氏  明治学院大学教授
  • 安里芳樹氏 LADD(障害をもつ人の権利)事務局
  • コーディネータ  藤井克徳 日本障害者協議会常務理事
お問合せ 日本障害者協議会 TEL:03-5287-2346 FAX:03-5287-2347


2007年9月25日事件発生

 知的障害のある安永健太さん(当時25歳)が、施設からの帰り道、警察官5人に取り押さえられ死亡しました。何故、死亡に至ったのか、真実を求める多くの市民の声と全国から集まった11万筆もの署名に動かされ、付審判決定が出され、7月29日に佐賀地裁で裁判が始まります。この事件は人権擁護、警察活動の在り方など、障害のある人が地域で暮らす上で欠くことのできない多くの問題を含んでいます。



「付審判」請求0.07%

 警察官・検察官等の国家権力が不当に国民を傷つけた事例に対して請求されるものであり、裁判所が必要と認めた場合に行使されます。通常の犯罪は検察官が訴追権を持ちますが、今回の場合は検察官は国家権力側に位置するため、弁護士が訴追を担い裁判が進められます。なお、過去1万件の請求に対し、請求が通ったのはわずか7件です。



「第2、第3の健太が出ないためにも、法廷で闘い続けるしかない」

 健太さんの父親・孝行さんの願い、そして、障害のある人の人権と地域生活を考え、社会の方々の理解や支援につなげていきます。多くのかたのご参加をお願いします。



7月29日に初公判

7月29日に初公判の新聞記事

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