
23年6月13日更新
日本社会事業大学名誉教授
JDF(日本障害フォーラム)のパラレルレポートづくり、障害と人権の総合事典づくり、「JD仮訳」づくりなどに参加してきました。
いずれも障害者権利条約(CRPD)に関わります。これらに取り組む中で、CRPDとは「機能障害が権利と尊厳に影響しない社会」をめざしていると感じます。つまり、機能障害を性別、宗教、人種、性的指向性などと同じ人間の多様な属性の一つと見て、それを理由とする不利益を生まない社会です。同時に、機能障害の治療(第25条)やリハビリテーション(第26条)も障害のある人の権利として位置づけています。
CRPDを実現する方法は?
障害のある人にCRPDを知ってもらうことだと思います。多くの人が知り、自分の生活のヒントをそこから得るようになれば、「古い器」は壊れます。
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