20年7月16日更新
社会福祉法人武蔵野会 社会貢献担当
この十数年、刑務所を出た障害を持つ人々の支援に携わり、それぞれの持つ「生きにくさ」に向き合ってきました。その「生きにくさ」の多く要因は、理解してもらえない「生きにくさ」です。
2020年、新型コロナウィルスの発生は、全世界の人々に「新たな関係性づくり」という大きな課題を突き付けてきたように思えます。それは、一定の距離を保ちながらも相手を理解し、尊重するためには何が必要なのかを考えることではないでしょうか。そのためには想像力が必要です。その想像力は根拠を持ったものでなくてはなりません。確かな根拠の下に「すべての人の社会」の実現に向けて。
(あかひら まもる)
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