障害の種別や立場、考えの違いを乗りこえ、障害のある人々の社会における「完全参加と平等」や「ノーマライゼーション」の理念を具体的に実現することを目的として、各種事業を全国的に展開しています。

19年12月19日更新

わたしで最後にして ナチスの障害者虐殺と優生思想(藤井克徳著)

生きたかった


中高生から専門職までお読みいただけます。

わたしで最後にして ナチスの障害者虐殺と優生思想

 「こんな死に方、わたしで最後にして」というガス室からのうめきは、今を生きる私たちへの真摯なメッセージです。ナチスは、「T4(ティーフォー)作戦」というかたちで、大量の障害者を虐殺しました。
 その根幹にある優生思想は、「理想の社会は、優秀な人だけが残り、弱い人は消えてもらいましょう」という考え方です。これは、けっして過去の話だけではありません。私たちの日本社会にも深く潜み、「障害者差別」や「ヘイトクライム」の姿で、いまもときどき頭をもたげるのです。
 史実をたどりながら、人間の価値とは何か、多様な人が暮らす社会はどうあるべきかを、探っていきたいと思います。

藤井克徳(著)
発行:合同出版株式会社
*JDでも取り扱っています。
発行年月日:2018年9月5日
■税込み1,650円(送料別)
サイズ:A5判上製・176頁
一括購入の際は割引がありますのでご一報ください。

◇ 目次
第1章 オットー・ヴァイトとの出会い
第2章 殺された障害者は20万人あまり
第3章 優生思想は多くの国々で、 そして日本でもはびこった
第4章 優生思想に対峙する 障害者権利条約
第5章 やまゆり園事件と障害のある人の今
第6章 私たちにできること


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