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●解説

   日本の障害者は歴史というより神話の世界に登場します。
  日本のアダムとイブにあたる、イザナギノミコトとイザナミノ
  ミコトの間に、最初に生まれたのが実は障害児だったのです。
  現代風に解釈すると、未熟児(母体そのものも未熟だったらし
  いのですが)による重度脳性マヒでしょうか。
  三歳になっても歩くどころか、体はグニャグニャで、田んぼな
  ど水の中をヒラヒラ泳いで、動物の血を吸うヒルに似ているの
  で、ヒルコと名付けられました。
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