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●解説

   手話と宇宙コミュニケーション

   聴覚障害者の日常会話(公用としても認められつつあるよう
  ですが)の手段としての手話は、先年の世界ろう者会議の成功
  もあって、急速に普及の勢いを示しているようです。
   ボランティア活動での手話講習会の盛況ぶりは、何よりもそ
  の表れと見ることが出来ましょう。
   純粋で熱心な人々には、脇見的で少々申し訳ないのかもしれ
  ませんが、私たちが聴覚障害の状態に陥る情況を考えてみれば
  、手話はもっと広範囲に、自由に、多様に使われていい気がす
  るのです。
   たとえば、都会の凄まじい騒音の中とか、音を通さない二重
  窓越し(新幹線の見送りなど)とか、などなど・・・・・・。
   そして、音の伝わりようのない真空の宇宙空間。または、海
  の中。言葉を目で読む会話の必要性はまだありそうです。

   中指と薬指を折ったこのサイン。

   立てた小指は、I(アイ・私)のI、人指し指と親指野カギ
  は、ラブのL、開いた小指と親指で、ユーのY、この三っの
  文字を合わせた形で、アイ・ラブ・ユーの万国共通の楽しい
  手話なのです。
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