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●解説

   江戸幕府を開いた徳川氏は代々盲人の保護政策に力を注ぎま
  す。検校制度への保証と奨励でした。そうした影響もあってで
  しょうが、江戸時代二百六十年にわたって多方面にわたって優
  れた盲人が排出します。
   戦国のころ、おそらく琵琶法師達の手で、琉球の蛇び線から
  改良された三味線は急速に普及してゆきます。元禄の上方文化
  を代表する近松門座絵門の浄瑠里もこういった三味線弾きの強
  力があってこそ花開いたのだと言えるでしょう。


    新しさを好む港町・堺では
    琵琶から渡来楽器・三味線
    にかわり、以後の音楽の
    主流を大きく変えた。
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