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●解説 見える音・聞こえる文字 遠い宇宙の果ての星からの微かな電波さえ、色と波長に置き 変えて、目に見せて貰うことが出来る現在なのです。ましてや 、手近に現実にある文字や形を、電波にそして音に変えて聴き 取ることも、出来ない技ではないのです。 コンピュータが精巧な細かい文字を打ち出すのは、もう当然 のこととして誰も思議がらない程になっていますが、さらには 緻密な指令も可能にしつつある音声・言語による入力方法もあ るのです。 その逆に、読み取った文字や符号を、音声や音楽にして、聞 き取らしてくれる装置も実現しているのです。 もちろん、点字入力をシフトした発声コンピュータやや、 音声入力で点字が打ち出されてくる視力障害者用のものも、準 備されている筈ですし、発声など言語障害者用には、かな入力 の携帯用の発声機器も開発されています。来日した世界的宇宙 学者のホーキング博士が、使用していて注目されたようですが 、もっとコンパクトな発声機器は日本にもあります。 宇宙の星々からのシグナルも、人間という小宇宙内部からの シグナルも、コンピュータは音楽化して聞かせることが、出来 るのです。 宇宙の果てまでも探ろうとする電波は、人間という小宇宙の 内部に潜むものまでも鮮やかに見せてくれ、発表の主眼ともな っているのです。 このように、宇宙科学や先端技術と呼ばれるものも障害者に とってこそ望ましいのです。[←←最初] [←前頁] [次頁→] [最後→→]
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