英語のページへ

詳細な絵(click here!)
●解説

  月面探険車と電動車イス

   アメリカの景気後退と、競争相手のソ連の解体によって、月
  への飛行も暫くはペースダウンしているように見えますが、や
  がては本格的な月への飛行と、月面の探査が始まるでしょう。
   その宇宙の花形の月面探険車と、重度障害者の足として近年
  急速に普及して来ている電動車イスとは、密接な関係が感じら
  れるのです。
   軽くて丈夫な車体の骨組の素材とか、コントールボックスな
  どは、宇宙科学の応用の賜物なのだ、と聞いたことがあります
  。
   第一、一番の共通点は電気モーター。空気の無い月世界では
  、ガソリンは使えませんよね。
   バッテリーの軽量化や航続時間の延長など、先端技術に期待
  したいことは多いのですし、太陽電池がミニ化すれば充電の煩
  わしさから解放されるでしょう。
   また、SF映画かなにかで見たのですが、クモやバッタのよ
  うに、三対・四対の長い足を屈伸させて、クレーターや砂地を
  越えて行く月面探険車。もし、こうしたもののコンパクト化が
  実現したら、段差や砂利道も平気になるのでしょうが・・・・。

   二十一世紀を目前にした現在、電動車イスと、ワープロの
  普及は重度障害者の可能性を思いきり広げ、人生観をも変えよ
  うとしています。
[←←最初] [←前頁] [次頁→] [最後→→]

[神々の時代] [古代から平安時代へ] [中世 鎌倉時代から室町時代へ]
[江戸時代前期] [江戸時代後期] [明治時代]
[大正時代から昭和時代へ] [復興から繁栄へ] [宇宙の世紀へ]
『えびす曼荼羅』のインデックスに戻る

JDのホームページに戻る日本語ページ英語ページ