障害の種別や立場、考えの違いを乗りこえ、障害のある人々の社会における「完全参加と平等」や「ノーマライゼーション」の理念を具体的に実現することを目的として、各種事業を全国的に展開しています。

19年12月19日更新

パパ・ヴァイト ナチスに立ち向かった盲目の人

パパ・ヴァイト

★NHKハートネットTV
 シリーズ戦後70年「ナチスから迫害された障害者たち」で放送されました。

 2015年夏、JDの藤井克徳代表はドイツの関連施設を訪ね、遺族や障害者団体代表から話を聞きました。
 主な取材テーマは、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)の予行演習の位置づけとして行われた障害者虐殺。「T4計画」と、この絵本の主人公でもあるオットー・ヴァイトの掘り下げです。この訪問にはNHKの取材班が同行し、ハートネットTVで放送されました。

⇒2015年8月25日(火)放送
(1)20万人の大虐殺はなぜ起きたのか

http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2015-08/25.html

⇒2015年8月26日(水)放送
(2)ある視覚障害者(パパ・ヴァイト)の抵抗
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2015-08/26.html


⇒2015年9月15日(火)20時~放送
 (再放送)9月22日(火・祝)13時5分~
(3)命の選別を繰り返さないために
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2015-09/15.html#breadcrumb

第3回は、JDの藤井克徳代表が、ドイツの精神医学会の元会長を直撃。なぜ、これだけ多くの障害者が殺されなければならなかったのか。そしてなぜ、本来命を救うべき医師が加担したのか疑問をぶつけます。また、もっと早く事態を察知し、止めようとする人はいなかったのか-。歴史家や、障害当事者とも対話し、掘り下げます。
★放送案内のチラシはこちらから
*8月28日のJDサマースクールの様子も短く出てきます。



パパ・ヴァイト ナチスに立ち向かった盲目の人

  数少ないホロコーストの生存者である作者が
 「パパ」と呼んで慕ったオットー・ヴァイトの
 功績を伝える絵本!


作:インゲ・ドイチュクローン
絵:ルーカス・リューゲンベルグ
訳:藤村美織
出版社:汐文社(ちょうぶんしゃ)
2015年8月6日発行 

■ 税込み1,760円(A4変形版・30頁)送料別
*10冊以上一括してご購入いただける場合、割引があります。
詳しくはJD事務局までお問い合わせください。

 ユダヤ人がユダヤ人というだけで、地獄の苦しみを与えられていた第二次世界大戦中のドイツ。ナチスの反ユダヤ政策に対抗し、ユダヤ人障害者たちを救ったドイツの盲目の英雄、オットー・ヴァイト。彼に助けられたインゲ・ドイチュクローンの子ども時代の視点から書かれた、功績をやさしく分かりやすく紹介する絵本です。



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