障害の種別や立場、考えの違いを乗りこえ、障害のある人々の社会における「完全参加と平等」や「ノーマライゼーション」の理念を具体的に実現することを目的として、各種事業を全国的に展開しています。

18年4月24日更新

【JD政策会議2018】障害者権利条約 パラレルレポート・JD草案報告会  

 2014年1月に国連・障害者権利条約締約国となった日本は、2016年6月、締約国報告を障害者権利委員会に提出しました。報告を審査し総括所見(勧告)する障害者権利委員会は、障害者の実態や問題点がわかる民間団体からのパラレルレポート(パラレポ)をたいへん重視しています。
 JDF(日本障害フォーラム)は、JDなどの構成団体間で議論を重ね、本年3月に「パラレポ骨子案」をつくりました。日本の審査は2020年と想定されているため、2019年1月には第一弾の「(事前質問事項用)パラレポ」を完成させ、同年夏の、国連での「事前質問事項についてのワーキンググループ」を経て、年末には第二弾の「(建設的対話用)パラレポ」を完成させる予定です。
 JDはこれまで、加盟団体へのアンケート調査(①当事者、家族の困りごと、②各団体の調査研究、③政策提言など)、パラレポJD草案にむけての学習会を開き、「JDパラレポ草案(第一次案)」をウェブで公開しています。
 また、権利条約とパラレポの学習を大切にし、2015年からの政策会議で学習を積み重ね、既に審査を終えた先行国の「パラレポ・事前質問事項・総括所見(勧告)」の「JD仮訳」もウェブで公開しており、これは日本のパラレポづくりにも大いに参考になるものです。
 以上の経過を踏まえ、今回の政策会議で「JDパラレポ草案」を報告いたします。これを共有し、JDFでのパラレポづくりを注目していきたいと思います。


タイトル
≪ JD政策会議2018 ≫ 
障害者権利条約 パラレルレポート・JD草案報告会
日時・内容 ◆日時:2018年5月25日(金)午後1時半~5時
◆場所:戸山サンライズ2階 大研修室(東京都新宿区戸山1-22-1)
◆参加費:500円
◆定員:150名 ◎定員になり次第、締め切ります。
*点字資料(要約版)・要約筆記・手話通訳用意します。必要な方は5月18日までにお知らせください。
≪ 主なプログラム ≫
情勢報告 藤井克徳 JD代表
世界地図にみるパラレポのくらべっこ・気になるあの国、日本では-JD仮訳から世界がみえる- 
佐藤久夫 (JD理事/元日本社会事業大学教授)

パラレポJD草案の提案
(1)はじめに(前文、JDパラレポ草案の位置、JDFの動き、など)
   薗部 英夫(JD副代表・全国障害者問題研究会副委員長)
(2)1~19条 +全体討論
   増田 一世(JD常務理事・やどかりの里常務理事)
(3)20条~25条 +全体討論
   薗部 英夫(JD副代表・全国障害者問題研究会副委員長)
(4)26条~33条 +全体討論
   赤松 英知(JD政策委員・きょうされん常務理事)
▼下記画像をクリックすると詳しいチラシがダウンロードできます。
テキスト版のチラシはこちらから。
JD政策会議チラシ  
アクセスマップ 戸山サンライズ2階 大研修室 (東京都新宿区戸山1-22-1)
東京メトロ東西線 早稲田駅「2番出口」 徒歩10分
都営地下鉄大江戸線 若松河田駅「河田口」から徒歩10分
MAP
主催 NPO法人日本障害者協議会(JD)
お問合わせ・お申込み先 日本障害者協議会(JD)事務局 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1
電話:03-5287-2346 FAX:03-5287-2347 Eメール:office@jdnet.gr.jp
お名前(ふりがな)、ご所属、ご連絡先(メールアドレス、電話番号、FAX番号)
障害による必要な配慮(手話・要約筆記・点字資料、車いすスペースなど)
をメール、FAX等でお知らせください。

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