●info20020704

新しい障害者基本計画に関する懇談会(第2回)開催される

   7月3日午前、第2回目となる「新しい障害者基本計画に関する懇談会」が合同庁舎4号館会議室において開催されました。
   今回は、事前に意見書の提出があった委員から補足を確認した後、各委員がフリーに意見を述べる方法で進められました。
   総論・各論が入り混じった様々な意見が出される中、国際生活機能分類(ICF)を踏まえた新たな「障害」概念の必要性について同様な意見が出される一方、障害者の地域での自立生活と施設制度の在り方、扶養義務の問題(家族扶養と制度の在り方等)、サービス提供圏域の考え方(保健福祉圏域、市町村、人口区分)等では意見の相違が見られ、今回提出された意見書の扱いを含め、今後内閣府においてどのような整理等がなされるのか注視する必要を感じました(個々の発言の詳細については、後日内閣府のホームページに議事録が公開されますので、そちらをお読みください)。
   最後に、座長の京極委員(日本社会事業大学学長)から、次回は1)内閣府より「基本的考え方骨子案」が提案されること、2)知的障害・精神障害のある人から意見をうかがうこと、3)日程は後日調整すること、の3点が報告され、閉会しました。
   なお、本協議会では、政策委員会(委員長:太田修平/障害者の生活保障を要求する連絡会議代表)を中心に次の意見書(概要・本文)をまとめ、提出しています。

   ○第2回議事次第

 ○各委員からの意見(PDF方式)

【本協議会からの意見書】
    ・新たな「障害者基本計画」と「障害者プラン」の策定にむけて


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