全国の障害者団体のみなさま
2007年1月
障害と人権全国弁護士ネット
代表弁護士 竹下 義樹
多くの疑問の声を押し切って成立した障害者自立支援法も2006年4月の施行からやがて1年が経とうとしています。
同法が開始され、「働けば働くほど負担が増えるので作業所通所をあきらめた」「自治体が介護支給量に上限を設定したために移動支援が減らされて家に閉じこもり状態になった」「身体介護が減らされてトイレもがまんしている」など、この法に苦しむ当事者の声が全国から寄せられています。
このたび、「障害と人権全国弁護士ネット」(代表弁護士 竹下義樹)が中心となり、全国8ブロック(北海道・東北・関東・中部・関西・四国・中国・九州)で全国一斉「障害者自立支援法110番」を実施し、同法が障害者の生活に与える影響について当事者から具体的な話を聴くことと致しました。聴取した内容を弁護士が法的に検討し、当事者の意向を大切にしながら、障害者の権利を守るための全国一斉提訴行動も視野に入れた取り組みを検討しています。
つきましては、この運動を意義あるものとして実現させるためには障害者団体各位のご理解、ご協力が不可欠です。
当面はこの110番を成功させ、全国の実情をどこまで具体的に把握できるかが鍵となります。「相談業務への側面協力」「スタッフ等人材の派遣」「宣伝協力」など各団体の可能な範囲で構いませんので、何卒ご理解・ご協力のほどをお願い申し上げます。
実施日程 2007年3月14日 水曜日 午後1時〜5時
なお、この日程については、全国一斉実施を基本としながら地域の事情にあわせた調整の余地があります。ご協力いただける団体は、下記までご連絡ください。詳しくご説明致します。
問い合わせ事務局
・フロンティア法律事務所 弁護士 黒嵜 隆(くろさき たかし)
〒101−0093 東京都千代田区平河町2丁目7番4号 砂防会館別館A7階東
電話 03−6912−3811 Fax 03−6912−3812
・つくし法律事務所 弁護士 竹下 義樹(たけした よしき)
〒604−0982 京都市中京区御幸町通夷川上る松本町568 京歯協ビル3階
電話 075−241−2244 Fax 075−241−1661