JDは、前身の推進協の時代から、障害問題の啓発活動を進めるため、その時々のテーマによる「国民会議」を開催してきました。
1992年に「国連・障害者の10年」が終了し、1993年から、新たに「アジア太平洋障害者の10年」がスタートしましたが、それを機に、「国民会議」から「新10年推進フォーラム」へと発展改名して開催しています。
本フォーラムは、新たな10年を広くアピールし、障害のある人やその家族、関係者をはじめ市民の皆さんとともに、障害のある人の社会への“完全参加と平等”の実現にむけた道筋を拓くことを目的に、毎年12月の障害者週間(3日〜9日)に開催しています。
ここでは、近年のフォーラムについて、その内容をご紹介します。
年度 | テーマ | プログラム |
2001年 | 障害者施策と構造改革 −21世紀、そのあるべき姿を問う− パソコンボランティア・カンファレンス 原点を見つめ、ITの世紀をともに パソコンボランティア・カンファレンスと合同企画で実施しました。 |
●記念講演「『世界同時不況』とセーフティネットのはりかえ戦略」 金子勝(慶應義塾大学) ●パネルディスカッション「障害者施策と構造改革-21世紀、そのあるべき姿を問う」 ●スペシャルトーク「いま輝いて生きること−養護学校から女流王将へ」 石橋幸緒(第21期女流王将) ●記念シンポジウム「徹底討論!どうするIT講習会、どうなる地域のIT支援」ほか 当日スナップや要綱はこちら |
2000年 | 新世紀へのカウントダウン! どうなる日本の障害者施策、どうする日本の障害者運動 |
●記念講演「IT革命と社会福祉」 古川享氏(米国マイクロソフト社) ●記念シンポジウム「日本の障害分野の現状と課題、今後の展望−欧米の障害者政策との比較から−」 |
1999年 | 検証!バリアの本質と課題 −実感できる“完全参加と平等”をめざして |
●障害のある人々の社会参加とマスコミの役割 ●3つの分科会(障害者排除法/所得保障制度/障害者介護) |
1998年 | 21世紀を切り拓く障害者施策 |
●公開討論会「転換期における障害者政策への取り組み」−6政党代表者による討論会 ●7つの分科会 |
1997年 | 障害者施策の近未来を探る | ●記念講演「私と障害者福祉」 小倉昌男氏((財)ヤマト福祉財団理事長) ●シンポジウム「障害者に関する総合計画提言第2次中間まとめ」 |
ご意見、感想、ご要望などは、 office@jdnet.gr.jp まで電子メールをお送りください。
日本障害者協議会(JD)
〒162-0052 東京都新宿区戸山1-22-1 (財)日本障害者リハビリテーション協会内
Tel 03-5287-2346 Fax 03-5287-2347