●最新のニュース20030106

<年頭所感>新たな連携を

 昨年は、私たち障害者団体にとって歴史に残る記念すべき一年でした。

 「アジア太平洋障害者の十年」最終年を巡る公私協働による国際会議の開催をはじめ、国連「障害者権利条約」策定にむけた検討の始動や「アジア太平洋障害者の十年」の更なる十年の延長、そして「新障害者基本計画・新障害者プラン」の策定等が挙げられます。

 今年は、これら成果の発展や充実、実現に民間の立場からいかに寄与できるのかが重要課題と認識しています。

 そして、今問われるのが、わが国の障害者団体の連携のあり方であり、先の重要課題への共同行動を通じて信頼性を高め合い、組織再編も視野に入れた新たな体制を検討することが最大の課題と考えています。

日本障害者協議会 代表 河端 静子


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